2018-09-23

注文住宅の騒音対策

こんにちは、ベルジュホームの辰川です。

家を建てるキッカケの一つに

「騒音問題から逃れたい』というものがあります。

ところが、賃貸から戸建てに引っ越したことがきっかけで

騒音問題で苦しむこともあります。

これも少しの工夫で、騒音トラブルを予防することができます。

外部騒音の対策

断熱材を適切な施工で十分に入れて、窓をペアガラスサッシにしただけでも

外部音が入りにくく、室内音も漏れにくくなります。

それでも、幹線道路沿いや線路に近いといった場所では、ペアガラスサッシよりさらに気密性が高い、防音サッシを用います。

気密性が高ければ、音の侵入を防げるからです。

天井を張らないと、上の音は下に響く

自然素材の家などでは、天井を張らずに2階の床下の梁をそのまま見せる手法があります。

こうした家は、上階の音が下の階にストレートに響きやすくなり、家庭内騒音を気にする人には不向きです。

天井の懐を深くすれば、音は伝わりにくくなります。

トイレの音が気になる

トイレの音が気にならないようにするには、何といっても間取りを工夫するのが近道。

例えば、トイレの入口がリビングなどに向かないように気をつけてください。

また、2階にキッチンや風呂、トイレを設ける場合、配水管はなるべく1階リビングや寝室など、音の気になるところを避けてくださいね。

換気扇や給気口の音

換気扇は音を発生源になるだけでなく、音の入り口になります。

また、給気口は常に空気が流れているので、外部の音を取り込みやすい部分。

直接壁に穴を空けるのではなく、ダクトを通して天井に換気扇をつけたりする工夫が必要です。

防音室

オーディオルームなど大音量を発生する部屋では、…
・内装材に音を吸収しやすい材料を使う

・扉やサッシなど開口部から音を漏らさない

・躯体内部にグラスウールを充てんするなど遮音をしっかりする

こうした工夫も欠かせません。

いかがでしたか?

音の問題はご近所にも影響を与えます。新築する際、事前にできる対策をしっかりとしておきたいものですね。

それではまた。

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