2020-12-05
耐震・制震・免震、その違いは?(Part1 耐震)
こんにちは、辰川です。
住宅に求める機能の1つに「耐震性」がありますね。
そこで今回は、住宅の地震対策について。
地震に強い家にするためには、3つの方法があります。
これが、「耐震」「制震」「免震」というもの。
では各々、どのように違うのでしょうか。
「耐震」は、ガッチリ固める
「耐震」とは文字どおり、地震に耐える強さのこと。
地震で建物が倒壊しないよう、壁や柱など骨組みを強化したり、
補強材を入れて、建物自体に強度をもたせます。
これが「耐震」ですね。
具体的には、昭和56年6月以降に建てられた住宅は、
震度6~7程度の揺れにも耐えられる、といわれています。
ただし、「耐震」は揺れ自体を抑えるものではないので
家具の転倒防止対策は心掛けてください。
ところで、中古住宅で昭和56年以前に建てられたもの
であっても、壁面を補強すれば耐震性を高めることもが可能。
ですから、古い戸建住宅であっても
購入を検討できる余地があるということですよ。
次回は、制震と免震の話です。
それではまた。
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