住宅ローン控除で税金はいつ戻る?
住宅ローン控除とは、ローンを借りて
マイホームを手に入れた人の為の、いわば優遇税制のこと。
こんにちは、辰川です。
ローン控除では、10年間にわたり、
ローン残高の1%に当たる税金が戻ってきます。
そこで今回は、ローン控除の注意点について。
●ローン控除を受けるための条件
この適用を受けるためには、
次の条件をクリアしている必要があります。
1.床面積(登記簿面積)が50㎡以上あること。
2.床面積の2分の1以上が居住用である。
つまり店舗主体の住宅は該当しない。
3.住宅ローンの返済期間が10年以上であること。
4.「自らが居住する家」であることです。
具体的には、住宅の引渡後6カ月以内に自らが居住し、
控除を受ける年の年末まで住んでいなければなりません。
転勤する場合もは、単身赴任であればで問題ありません。
しかし、家族全員で転居したり、家を賃貸にすると
控除の対象から外れてしまいます。
●税金はいつ戻る?
さて、ローン控除を受けたとして、
税金はいつ戻るのでしょうか?
まず1回目は、自分で確定申告することで、
3月頃に国から直接入金されます。
そして、2回目以降~10回目は、
会社の年末調整により、12月の給与で支給されます。
■支払った「所得税」が上限
実際、振り込まれた金額を見て、
ショックを受ける人も少なくありませんね。
それは、どうしてなのか?
10年間で最大400万円の控除があるといっても
全員が還付してもらえません。
最大控除額が適用されるには、
ローン残高が10年間4000万円を超えており、なおかつ、
所得税と住民税で40万円を納めていなければなりません。
つまり、所得税を10万円しか納税してなければ、
税金は10万円しか戻ってこないのです。
■繰上げ返済に注意?
では、繰り上げ返済により、残りの返済期間が
10年を切った場合はどうでしょう?
残念ながら
ローン控除の対象ではなくなりますから、
これは気をつけたいものですね。
いかがでしたか?
もしローン控除でわからない点などあれば
最寄りの税務署でしっかり確認してみることですよ。
それではまた。
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