住宅ローンはどんなことを審査する? Part2
こんにちは、辰川です。
住宅ローンを申し込むと、提出された書類をもとに、その銀行独自の審査が始まります。
審査では、A銀行で通らなかったものでも、B銀行だったら融資が付くということも起こります。
さて、住宅ローンの審査では、「信用情報機関」の登録内容が審査結果に大きな影響をあたえます。
信用情報機関とは、個々の銀行の審査では限りがあるため、金融機関同士が情報を持ち寄って共有する目的で設立されたもの。
従って、住宅ローンを申込むと、信用情報機関に登録された情報をもとに、融資が可能かどうかを判断されます。
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他に借り入れがないか注意
特に気を付けたいのは、住宅ローン以外の借り入れがある場合です。
例えば、車のローンや、クレジットカードの借り入れがあると、年収に対する返済比率に響いて、住宅ローン審査に不合格となる可能性があります。
特に見落としがちなのは、携帯電話の購入費を分割払いにしているケース。実はこれも借り入れとみなされるのです。
またクレジットカードにカードローンの機能が付いていると、実際の借り入れがなくても借入額と見なされる場合があります。
ですから、使わないキャッシング枠やクレジットカードは解約しておいたほうがよいです。
また奨学金の返済をしている場合も、返済比率には影響しますが、誰が主債務者になっているかよっても結果は変わります。
申し込みの際に相談してみる
ところで、他に借り入れがあるからといって、住宅ローン申込みの際にその事実を隠すことは、審査の上でよくありません。
なぜなら、信用情報期間を通せば、車のローンやクレジットカードの利用状況もすべてわかってしまうからです。
その場合は、ローンを申し込む際に、融資担当者に現在の借り入れ状況を正直に相談してみることが大事。
そのほうが金融機関も、ローンを通すための方策など、いろいろと相談にのってくれたりするものです。
審査結果が出た後では、銀行も相談のしようがありません。
いかがでしたか?
マイホームは人生の大きな決め事。
そのためにも、融資が通りやすい状況を意識的につくってみることが大切です。
次回は、住宅ローンの2つの審査について。
ではまた!
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