こんにちは、ベルジュホームの辰川です。

家づくりの資金調達の手段として、多くの人が住宅ローンを利用します。

各金融機関ごとに、金利など融資条件が異なるので、

自分が満足できるものを探し出せた時は、とても嬉しいものです。

ただし、この住宅ローンを利用するには当然、

審査に通らなければなりません。

では、銀行は何を基準に

融資の可否を決めているのでしょうか？

これって、気になりますよね。

審査基準には何がある？

通常、金融機関はローン審査基準の中身を、すべて公開していません。

ですから、ローン審査で落とされた原因は教えてくれないので、

「自分はどんな条件を満たしていなかったのか？」と困ってしまう人は多いはず。

ところで審査基準とは、審査の対象となる最低基準のこと。

基準をクリアすれば必ず借りられるわけではありませんが、ある程度参考にはなります。

特に「勤続年数」と「前年度年収」は、借り手の返済能力を測る重要な指標といえるもので、

ほとんどの銀行が重視します。

その一方で意外なのは、「雇用形態」がさほど重視されていないこと。

従来であれば正社員重視でしたが、

最近は契約社員もＯＫといったケースが増えています。

個人事業主やフリーランスにはフラット35がよい

ふつうローンの審査基準は給与所得者に対して、

自営業やフリーランスは厳しいことが多いです。

たとえば、個人事業主やフリーランスの場合、

銀行は3期分の決算書の提出を求めてきます。

3期のうち、1期でも赤字決算を担っていると融資が難しいというケースもあるので、

ともかく銀行に相談してみることが大切。

その点、フラット35には半ば公的融資の意味合いもあるため、

1期分の決算書で審査してくれるので、ありがたい存在といえるでしょう。

返済履歴に注意する

融資審査でとくに問題になりがちなのが、、

債務の返済履歴です。

返済の遅れは、信用機関の情報に登録されていますから、

銀行担当者に隠し通すことはできません。

もし、過去に何度も延滞を繰り返しているのなら、

ローン審査に通るのは困難です。

新築すると決心したら、やるべきことは…

返済比率（年収に対して返済額が占める割合）がギリギリの場合、

自動車ローンは審査前に返済を終わらせておくのが得策。

また、必要のないクレジットカードは全て解約することです。

なぜなら、クレジットカードにキャッシングの機能がある場合、

銀行にとって、キャッシング可能枠は不安の種になるからです。

さらに、自動車ローンや教育ローンなど使途が明白なローンならともかく、

消費者ローンは金融機関に悪印象を与えます。

必ず返済を終わらせて、カードは解約しておきましょう。

それではまた。

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