2017-11-21

土地選びの急所(Part7・容積率とは?)

こんにちは、辰川です。

前回は、「建ぺい率」とは敷地面積に対して、一階部分の建物面積が占める割合であるという話でした。

当然、建ぺい率が小さいと、一階部分も狭くなるので、当然、大きな建物が建てられない可能性があります。

これを具体的に数値にしたのが「容積率」ですね。

そこで今回は、「容積率」についてお話しします。

容積率とは?

容積率とは、敷地面積に対する、1階や2階、3階の全床面積の割合のこと。

例えば、30坪の敷地に、延べ60坪の建物を建てるとなると、容積率は200%になります。

この場合、車庫や庭といった空き地を多くすれば、3階以上の住宅でも建てられる場合もありますね。

これに対して、奈良の郊外でよくみられる、第一種低層住居専用地域では容積率が60%となっています。

こういった場所では、たとえ50坪の敷地でも、1、2階併せて30坪の建物しか建てられません。

容積率が緩和されることも

ですから、もう少し大きな住宅を建てたければ、もっと広い敷地でないといけないということです。

ただし角地については、容積率が10%ほど緩和されることは知っておいた方がよいでしょう。

ところで、建物内では、小屋裏収納やロフト、吹き抜け、ベランダ、玄関ポーチなどは容積率から除外されるので、

注文住宅で少しでも広いスペースが欲しいときには、ぜひ有効活用したいものです。

 

いかがでしたか?

建ぺい率と容積率さえ知っていれば、その土地にどの位の大きさの住宅が建つのかわかります。

あなたが土地を検討するときの目安にしてくださいね。

ではまた。

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