2018-04-16

注文住宅の土地選び(給排水設備を確認しよう1)

こんにちは、辰川です。

注文住宅の土地はなかなか難しいものがありますよね。

駅からの距離や、近くにスーパーや学校はあるかどうか、
など調べたいこともいろいろあります。

そのほか、現地に行くと大事なことがあります。
これをうっかり見逃すと、後から資金計画が変わることも…

それが、水道の引き込みの有無です。

上水道は通っている?

すでに水道が引き込まれていれば特に問題ありません。
ところが、売り土地の中には、水道が通っていないものも結構見受けられます。

ですから現地に行ったら、必ず水道が引き込まれているか確認することです。

まず敷地内にある、四角いメーターボックスを探します。
これがあったら、水道は引き込みされているからです。

もし無かったら、次のような費用がかかります。
1.引き込み工事代
2.水道分担金

1は、道路の下を通っている水道を敷地に引き込む工事代のこと。
前面道路を掘削し、引き込み管を入れることになります。

2は、市町村の水道局に納めるお金。引き込み管の口径は、13ミリ・20ミリ・25ミリがあり、
それぞれ金額が異なります。

負担金は蛇口の数で決まる?

どの口径が適当なのかは、水道の蛇口の数で決まります。

一般的な2階建の住宅ならば、水道の蛇口は6カ所は必要なので、
20ミリを引き込むのが適切。

25ミリは大きな2世帯住宅で、例えばキッチンやお風呂が2つずつあるような場合に該当します。

1と2を両方合わせたら結構な費用になりますよね。
さて、分担金を納めて水道メーターをもらったら、水道が使える宅地になります。

ところで、既存の住宅(古家)付き土地が売りに出されることもあります。

この場合は水道は大方は13ミリ管が入っています。
水圧の高い地域であれば、そのまま使えることもあります。

でも、水圧が高くなければ20ミリの引き込み管を入れ直さないといけません。
ただし、水道分担金は13ミリとの差額でOK。

井戸水の場合も

ところで、市街地から離れたところにある土地は、
上水道ではなく井戸水の場合もあるので気をつけてください。

以上、敷地に水道が入っていないと、思わぬ出費に見舞われます。
土地の値段が安いと思い、調べもせずに買ってしまうと、後から大きな費用がかかってしまうと、
家を建てる予算が減ります。

ですから、土地の水道設備はしっかり確認したいものですね。

それではまた。

続きは、こちらで書きました。

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