2017-11-26

実際の坪単価 Part1

こんにちは、辰川です。

最近の住宅関連のチラシを見ると、本当にこんな安い値段で建つのだろうかと思ったことないですか?

うっかり甘い言葉に引っかかったら、業者の思う壺かもしれません。

注文住宅で気を付けたいのは、最初から坪単価にこだわり過ぎないことです。

なぜなら、どの業者も安く見せようと、必ず安さを前面に出しているからです。

同じ家でも値段は変わる?

住宅価格は、構造や広さ、プランなどによって違ってきます。

また同じ建物であっても、建てる場所によっては価格も変わるもの。

例えば、傾斜地は平地に比べて、基礎工事の値段が高くなるのは当然なのは判りますね。

ですから、最初に概算を出してもらうのは構いませんが、やはり詳細はプランや仕様決定後に行うべきもの。

何回かのプランの打ち合わせを繰り返すなかで、その業者の長所や短所は見えてくるものです。

業者のいう坪単価や概算がほぼ正しいのか、全く出鱈目なのか、広告に書かれていることが本当なのかは見えてきます。

見積りでは注意すべきこと

何社か見積りを取れば分かりますが、同じ内容で頼んでも見積書の中味も価格もバラバラです。

ですから、見積りの内容を、素人があれこれ重箱の隅をつつくように見たところで意味はありません。

それよりも、見積もりの特記事項の欄を良く見ることです。

◯◯工事は別途、〇〇は工事後に精算、〇〇は支給とあれば、これらは本来見積書に入れるべき項目。

これを除外して、安く見せようとの魂胆があります。

本当なら施主が黙っていても、業者が説明すべき事がらです。

そのほか、見積書の中に、当社オリジナル商品とあれば、どんなモノかを確認すること。

普通の住宅会社はオリジナルを作れるほどの量はありません。

廃番になったモノをオリジナルと偽る会社も少なくないからです。

とくに住宅設備にはその傾向が強いです。

 

次回も、坪単価の話を続けます。

ではまた。

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