2019-04-04

坪単価で「高い、安い」と比較するのは間違いですよ。

今なお、「坪単価」で比較し、業者選びを行う人がおられます。
では、その考え方は正しいのでしょうか?

こんにちは、ベルジュホームの辰川です。

坪単価で比較することは、
仕様や間取りが決まっている規格型住宅ならともかく、
注文住宅に坪単価は合いません。

これは、家づくりを少し勉強した方なら誰でもわかることなのですが・・。

見積もりに「広告宣伝費」という項目はない

テレビCM、モデルハウスの建設・運営費は
当然、お客さんから得た利益から捻出されています。

2千万円の家を新築した場合、業者の利益率が20%であれば、
1600万円の家づくりを提案します。

また利益率が40%であれば、1200万円以内の提案というふうに。
当然、差額に対応するために、材料の質も変わってきますね。

ちなみに、一般的なハウスメーカーの利益率は40%前後といわれ、
中には50%を超えるところもあると聞きます。

多額の広告宣伝費を使うワケ

彼らが宣伝に多額の費用を使うのはなぜでしょう?
それは、会社名の露出を増やすことで認知度を上げることにあります。

つまり、消費者に対して
「大手だから安心」「よく目にする会社だから安心」
という印象を植え付けたいからですね。

一方、小さな住宅会社や工務店は、
大手のようにバンバン広告宣伝できません。

スタッフの人数が少ないので、自分達の施工範囲の人だけに
自社の存在を知ってもらえればよいと考えているのです。

坪単価は、きわめて曖昧なモノサシ

さて、CMやチラシで「坪単価30万円」と宣伝する業者は
どのレベルの材料を使うのでしょうか。

たいていの場合、特記事項欄に
「◯◯工事は別途、△△は工事後に精算、▲▲は支給」など、
本来見積書に入れるべき項目を除外しています。

また、住宅会社のいう◯◯万円の基準は、
40坪程度を目安にしており、小さくなるほど割高になります。

そして更に安く見せるため、居住スペースではない、
吹き抜けやベランダなどを含めて
坪単価をいう業者もあります。

こうした点に気づけば、
「坪単価」にはそれほど意味がないことがわかります。

要は、坪単価で話を進めることに意味はありませんから、
家そのものの内容(材料、設備などのグレード)の比較を、
分かり易く説明出来る会社かどうかを参考にして下さい。

それではまた。

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