日本に木造が多い理由
こんにちは、辰川です。
日本の住宅は、圧倒的に木造が多いですよね。
鉄骨や鉄筋コンクリートの住宅のほうが地震や自然災害に強いという
イメージはあります。
それでも、日本の一戸建ての何と80%以上が木造なのです。
では、なぜ日本には木造住宅が多いのでしょうか?
日本の気候に合っている
木造は日本の高温多湿な気候にとてもフィットしています。
ジメジメした梅雨や、蒸し暑い夏場にあっても、
木材は湿気を吸収するので、こうした不快感を大いに和らげてくれます。
木材資源が豊富にあり、技術力も世界のトップレベル
日本は山が多く、木造資源が豊富だったため、
昔から安価で木材が手に入りました。
そのため寺社仏閣から、一般の民家まで建築が盛んで
木造の建築技術も高度に発展したのです。
こうして木造建築は日本の家のスタンダードになったわけです。
自由度が高い
新築後10年、20年、30年後に、生活の変化が起こり、
住まいをリフォームを考えるようになったとき、
RCや鉄骨、ツーバイでは大きな改築難しいことに気付きます。
ところが、木造住宅では部屋と部屋の間仕切りを取り去るのも
自由かつ簡単。
しかも、工期や費用の負担も少なくて済みます。
健康や癒しに高い効果がある
木造以外の建築、RCや鉄骨が増えたことで、かえって
木の家の調湿性が見直されるようになりました。
近年はさらに、人の健康や癒しに対する効果の絶大さが
わかってきました。
また、引き戸や畳、ふすま、土壁などのある古民家を修繕して
住む人が増えたりしていますよね。
こうした人の多くは・・
「木の家で暮らすようになって、帰宅するのが楽しみになった」
「休日に出掛けるのが、おっくうになった」といいます。
しかも木造住宅では適切にメンテナンスさえすれば、
寿命を100年以上まで伸ばすことも可能。
つまり鉄骨やRCより長寿命になります。
いかがでしたか?
メリットが一杯詰まった木造住宅。
あなたも是非、木造住宅の良さに触れてみてくださいね。
それではまた。
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