近居(キンキョ)という住まい方
こんにちは、辰川です。
春も近づき、暖かくなったかと思えば寒くなったり、
寒さが続くのか思ったら、翌日は暖かくて服装に困ったり。
三寒四温とはうまく云ったものです。
さて結婚をすると、どちらかの親との「同居」について考える人は多いですよね。
ただし昔と違い、家を継ぐ意識が下がり、同居率は低くなりました。
また世代が違えば、考え方や生活習慣、食べる物も違ってきますよね。
そんな2つの世帯が一緒に暮らすのですから、
問題が起きない方が不思議かもしれません。
ところで、
「親と同居はイヤだけど育児は手伝ってほしい」
と考える子育て世代は、意外と多いんだとか。
そんな子育て世代が望むのが、
親との「近居」(キンキョ)です。
「近居」とは、別名「スープの冷めない距離」とも呼ばれ、
親世帯と子世帯が近い距離に住んでいる状態のこと。
交通手段を問わず10~30分以内の時間で行けることをいうそうです。
近居は、同居に比べてそれぞれの世帯のプライバシーを
守りやすいことがメリットといえます。
最近は、子どものいる世帯での共働きが増加していますが、
子供を預ってくれるのところは夕方までが多く、
また子どもが病気になった際に預ける場所は十分に確保されていません。
このため、夕方以降や病気のときに親に頼りたいと考えた子世帯が、
近居を選択するケースも多いようです。
将来的な介護なども視野に入れているのなら
近い方が便利。
でも、そればかりを優先して土地選びをすると、
満足感を得られない新居になっても困りますね。
ところで、近居の距離を、
歩いて行き来できる距離だと考える人もいれば、
車で1時間以内と考える人もいるんだとか。
付かず離れずの程よい距離で
良い人間関係を持けるためにはどうすればいいのか。
折に触れて考えたいものですね。
それではまた。
・・・・・・・・・・・・・・・
◆無料相談受付中!
奈良近郊で注文住宅のパートナが見つからない、
家づくりの方向性そのものに悩んでいる。
こんなお悩みを抱えているなら気軽にご相談ください。
⇒無料相談はこちら
コメントを残す