2019-07-02

なぜツーバイは改築が苦手なのか? Part1

こんにちは、辰川です。

住宅というのは完成したらそれで終わり、とはなりませんね。
そこで何十年と家族が暮らすからです。

生活スタイルは先で変化する

その間、子供が独立して部屋が空いたり、
親と同居したり、様々な生活変化が起きます。

そんなとき、
簡単に住み替えできる人はよいですが
そうでない多くの人は、家の改築を考えます。

小さな部屋同士を1つにまとめようとか、
浴室を広げたり、キッチンの場所を変えたり・・
その家なりの改築があるものです。

しかし、いざ改築に取り掛かろうとしたとき、
それが出来ないとすればショックですよね。

実際、20年、30年経ってから
我が家が改築できないことに気付く人もいるのです。

では、なぜそうなるのか?
理由は簡単。将来の改築まで考えて、
新築する人が圧倒的に少ないからです。

軸組とツーバイの違いは知っておきましょう

日本の住宅は、今も木造が主流。
ところで、同じ木造でも、異なる2つの建て方があるのをご存知でしょうか?

それが、日本の伝統的な「軸組工法」と、北米由来の「ツーバイフォー」です。

軸組工法とは、柱を立てて、材木を組み上げていく建て方です。
分かりやすく云うと、縦軸(柱)と横軸(梁)から成るので、軸組といいます。

これは昔からの日本家屋の建て方でもあるので、「在来工法」と呼ばれたりします。

一方のツーバイフォー工法は
カナダやアメリカから持ち込まれたものです。

ツーバイの住宅の特徴は柱はないことです。
柱がないかわりに、壁で強度を持たせています。

箱で出来た建物をイメージすると分かりやすいです。

さてツーバイフォーの語源は、
使用する木材が2インチ×4インチであることに由来します。

ホームセンターに行けば、2×4建材が販売されているので、
機会があればチェックしておくとよいでしょう。

次回は、軸組とツーバイのメリット・デメリットについて。

それではまた。

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