2019-10-15

耐震性を弱めるリフォームもある?

こんにちは、ベルジュホームの辰川です。

今年の台風19号は、幸い近畿地方をかすめただけで済みました。

しかし関東や東北が大きな被害を受けたのをみると
やはり、天災は怖いものですね。

そこで今回は、同じ天災でも、リフォームにまつわる耐震の話です。

実は、家を増改築あるいは、間取りの変更を行ったために、
かえって耐震性が弱まることがあります。

その原因は、柱や梁といった構造体にまで手を加えてしまったことです。

東日本大震災のときは、こうした家は倒れたりもしました。

では、それを防ぐには、どうすればよいのか?

構造計算をしてからリフォームする

大工さんは大工は現場のプロとはいえ、構造計算のプロではありません。
彼らの経験や勘に任せるのは、リスクを伴います。

ということで、柱や壁など、建物を支える部分に手を加える時は、
必ず構造計算をしてもらってください。

構造計算だけ行う専門業者も

リフォームを依頼する業者が、構造計算ができない場合、
そこだけを外注することもできます。

構造計算だけを専門に行う業者もいるからです。

内装や水周りの交換といったリフォームは神経質になる必要はありません。

でも大掛かりなリフォームや、構造に手を加えるリノベーションでは
多少の経費や日数がかかろうとも、
耐震性を弱めるリスクは避けるのが賢明です。

それではまた。
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