2017-06-23
浄化槽の設置で気をつけたいこと
こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。
あなたの家のそばに、汚い下水や水路はありませんか?
見た目が良くないのは当然ですが、あの臭いは苦痛ですよね。
今回は、浄化槽についてです。
今の日本では、下水道が利用できない場所で新築するには、合併処理浄化槽だけの設置が認められています。
というのも、かつての単独処理浄化槽は、合併浄化槽の8倍もの汚れを垂れ流しているからです。
単独処理浄化槽とは、し尿処理だけをする浄化槽なので、キッチンやお風呂からの生活排水は野放し状態でした。
奈良県で新築するにあたり、新たに合併処理浄化槽を設置する際は、市役所のホームページなどで、補助金交付の手続きを調べてください。
というのは、役所に届け出すよりも先に新築工事に着手するとせっかくの補助金を受けられなかったりするからです。
また、単独処理浄化槽を撤去してから合併処理浄化槽を設置する場合、撤去に対しての補助金がもらえる自治体もあります。
環境省は、合併処理浄化槽への転換を強く推奨しています。
ですから、補助金によるサポートも手厚いのです。
ところで、合併処理浄化槽は初期のころは浄化槽の容量が大きく、設置には大きな敷地が必要なので設置場所が限られていました。
しかし、現在は小型化している反面、その装置は複雑化しています。
あなたが今住んでいる持ち家は、単独処理浄化槽ですか?
市役所によっては、浄化槽の年間予算を使い果たすと、せっかく届け出ても補助金が出ないこともあります。
奈良には、まだ下水道が整っていない地域が少なからずあります。
あなたが注文住宅などで、家の建て替えを検討しているなら、一度業者に相談してみてくださいね。
それではまた。あれ
関連記事
コメントを残す