住宅ローンの2つの審査
こんにちは、辰川です。
住宅ローンの審査は、事前審査と本審査の2段階で行われます。
事前審査のほうは、建物の契約(建築請負契約という)を取交わす前に申し込むことになります。
金融機関にもよりますが、早くて2、3日程度で結果を出してくれます。
この審査では、申込者の年齢や職業、収入を証明する資料(源泉など)、現在の借り入れ状況などから、融資の可否や借入額がわかります。
なぜ事前審査は、建物の契約前なのか?
注文住宅の契約となると金額も高額ですね。
それだけに契約時の手付金(着手金)も大きな額になるので、契約前に融資の可否を知っておくに越したことはありません。
この事前審査をクリアし、無事に請負契約を結べば、次はローンの本審査が待っています。
本審査は契約後に行う
本審査ともなると、印鑑証明書や住民票、請負契約書の写しなどが必要となります。
審査にかかる日数は、事前審査の時よりも長目になりますが、既に事前審査はクリアしているので余程のことがない限り、本審査でひっくり返ることはありません。
そのかわり、実際に融資が下りるまでは、住宅ローン以外の借り入れをしたり、転職等は厳に慎まなければなりません。
でないと、申込時の条件が変わってしまい、再審査の対象となってしまいます。
本審査で無事にパスすれば、後日、金融機関と正式なローン契約(金銭消費貸借契約)を結ぶことになります。
引渡しを受ける決済の日は、建物の請負代金から、手付金や中間金を差し引いた残額を支払うと同時に、買主は鍵を受け取ります。
決済に立ち会った司法書士は当日中に、買主名義で建物の登記申請を行います。
自信がないときはフラット35も
ところで、民間の金融機関(銀行)は、転職したことで勤務年数の浅い人や自営業で収入が一定でない人には、審査が厳しい傾向があります。
その場合、フラット35を利用してみることをお勧めします。
フラット35とは、銀行などの民間金融機関と、住宅金融支援機構(旧、住宅金融公庫)と提携している住宅ローンのこと。
安定した収入や勤続年数などに今ひとつ自信のない人でも、フラット35なら審査に通りやすいといえます。
ではまた!
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