子供をダメにする家づくり
こんにちは、ベルジュホームの辰川です。
昨今、住宅ローンの低金利、住宅減税の実施などもあって、住まいへの関心が高くなってきました。
また住宅に求められるのは、気密性や断熱性、お洒落な外観、部屋数などに偏りがち。
でも、家づくりで大切なのは、機能や性能ばかりではありませんね。
家づくりでも子供が最優先される?
施主の9割以上が子供部屋をつくることを望み、南側に子供部屋を置く家庭が増えてきました。
一見、子供を大切にしているように見えますが、実際はどうなんでしょうか?
夫婦の寝室を削ってまで、子供部屋を確保することが親の務めだと信じているのなら、これは大きな間違いです。
子供が巣立ったあとの暮らしについて考えていないといえます。
子供自らが苦しむことにならないように
学校や社会に出れば、自分の思い通りにならないことはいくらでもあります。
自分が優先されないことだらけです。
社会とはそういうものだ、ということを教えるためにも、新築する時に夫婦の要望を優先させるのは大切なのです。
いずれ子供は家を出て自立する
個室を必要とするのは小学校高学年以上です。
自分だけの空間を欲しがる以前に与えると、子供を孤立させてしまいます。
子供部屋が必要なのは10~15年ほどであり、もっとも長くその家で暮らすのは夫婦です。
子供が巣立った後の子供部屋は、大抵の場合、物置になるか、デッドスペースとして放置されることに…
家族の変化を織り込んでおく
最初から、家族構成の変化を家づくりを考えておけば、子供部屋が無駄なスペースにならず、他の用途に活用することもできます。
夫婦の暮らしを中心に考えない家づくりは、子供の成長にも影響を与え、誰が家族の中心か判らなくなります。
子どもは、自分が最優先された家で過ごしていると、
いつまで経っても、自立心は起きません。
こうした家づくりは、失敗と見なされても仕方ありません。
それではまた。
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