注文住宅のメリットとデメリット-その2-
こんにちは、奈良の注文住宅を手掛ける辰川です。
家を注文住宅で建てるとなると、建物の構造、間取り、設備などが自分の希望どおりになり、いかにも「自分だけの家」という満足感が得られやすくなります。
その反面、注文住宅はほとんどゼロからつくっていくため、住みやすいかどうか、使い勝手はどうかなどが、家が完成するまで分からないということがありますね。
建売り住宅と違って、自分の要望を最大限に取り入れて設計されるのですから、住み心地や使い勝手で不都合が出ても、施主はその結果に甘んじなければなりません。
また、同じ奈良県内での家を建てるにしても、依頼する工務店や住宅メーカーによっては支払い条件が違ったり、土地購入を先行して銀行の融資を受ける場合の煩雑さもあります。
注文住宅ですべての要望を叶えようとしたら、たいていは予算オーバーになりますが、そこで無理をしてしまうと、結局、住宅ローンの金額がかさんでしまいます。
その対策としては、最初に立てた予算を守ることで、後々の生活を圧迫することだけは避けることが大切ですね。
それに、住宅は長い年月の間に傷んでもきます。例えば、マンションであれば毎月、修繕積立金がかかりますが、一戸建ての場合は、意外と、修繕やメンテナンスの費用がかかることをすっかり忘れている人は多いです。
奈良は比較的気候が穏やかなほうですが、それでも、一戸建て住宅であれば、突発的な修繕費用に備える必要もあります。ただマンションのように強制的に徴収されないだけのことで、スケジュール管理は自分たちで行わなければなりません。
このように、建物の自由度に比例して、自己責任を覚悟しなければならないのが、注文住宅といえるのですね。
いかがでしたか?
注文住宅は予算の関係で、全てが思い通りにいかないこともあります。それでも家族の思いが詰まった家には、自然と愛着が生まれくるものです。
あなたが奈良で注文住宅を計画しているのなら、是非参考にしてくださいね。
それではまた。
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