2019-03-05

屋内のバリアフリーだけで大丈夫ですか?

先日、知人が膝を痛めたとき、自分の家がバリアフリーではないことに気づきました。
といっても、彼女の家は一軒家のバリアフリー住宅です。

こんにちは、辰川です。

実は、家の中で段差があるのは階段くらいです。
では、彼女はなぜそう思ったのか?

答えは「玄関外」にありました。

彼女の家の玄関は、道路からふつうの階段が3段あります。

膝が痛い時は、前向きより横向きで上る方がラクなのですが、
奥行きが狭くて、とても不便だったとか。

しかも、手すりも無いので、玄関までがとても苦痛だったそうです。

「帰って来れない家」「出掛けられない家」

あなたは、日常、多くの家々の前を通りますよね。
その際、意識して玄関を見てください。

その玄関に段差がありますか? もしあるなら、段差はどれくらいですか?

足腰を痛めた人や、高齢者にとって、
道路から玄関までの道のりは、短いようで意外と長いものです。

中途半場なバリアフリー対策では、それこそ「帰って来れない家」「出掛けられない家」になります。

忘れがちなのが「屋外のバリアフリー」

最近は、公共施設や店舗では、段差をなくしてスロープを設けるなど、
バリアフリーであることも当然の時代。

ですから、家の中で段差がなくても、
玄関に辿りつくまでがバリアフリーでないと、
バリアフリー住宅としては不完全と言わねばなりません。

でも、暮らし始めてから玄関を改修するのは大変なこと。

私たちは、体調や年齢に応じて、段差に不便を感じることがあります。

屋内の段差を解消したり、廊下の幅を広くとったりと、
屋内の工夫を凝らす方は多いですね。

でも案外、抜け落ちがちなのが「屋外のバリアフリー」。

屋内のバリアフリーがいくら万全でも、玄関にスムーズに入れないと
毎日快適な生活を送ることはムリなのです。

下の写真は、車イスの対応した当社の施工例。

いかがでしたか?

今後、あなたが注文住宅で建てるときは
玄関の外のこともしっかり考えてくださいね。

それではまた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆無料相談受付中!
家づくりで何が不安なのかをはっきりさせるとその解決策を探せます。
奈良の注文住宅づくりでお悩みでしたら、気軽にご相談ください。

⇒無料相談はこちら

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


今すぐ電話でご相談下さいね。