業者が話さない「日本の家が寿命30年」、ホントの理由。
アメリカの住宅は購入した後も、あまり資産価値が
下がらないといわれています。
しかし、その一方で日本の住宅は寿命が30年だと聞いた事はありませんか?
では、その違いはどこにあるのか・・。
こんにちは、ベルジュホームの辰川です。
中古住宅の流通が日本の30倍!
アメリカでは住宅を購入したときの価格と、数年間住んだ後に売却するときの価格とには、
ほとんど差がありません。また、購入時よりも高く売れるケースもあります。
ところで、アメリカと日本では、新築住宅の着工戸数に大きな差はないのですが、
中古住宅となると、アメリカの流通量が日本の30倍です。
アメリカの中古住宅の流通システムが
整備されているということはあります。
しかし、最も大きな違いは、
アメリカ人と日本人の住宅の購入に対する考え方にあるようです。
日・米の住宅に対する考え方の違い
アメリカ人は住宅購入を「投資」とみますが、
一方、日本人は住宅を「終の棲家」とみる傾向が強いです。
というのも、
アメリカ人全体の7割以上が、住宅購入後15年以内で
住み替えをしているからです。
アメリカ人が住宅をメンテナンスする理由
住宅を「投資」と見れば、当然、将来の売却を考え、
資産価値が下がらないよう、住宅をメンテナンスする必要がでてきますね。
ここに、「アメリカ55年、日本30年」といわれるほど、
アメリカの住宅が長寿である理由があるわけです。
「日本の住宅が30年の寿命」を云われるホントの理由
これとは反対に、日本では「住宅は一生で一度の買い物」と言われています。
それほどに、日本人は住宅の購入を「終の棲家」と考えます。
住宅はずっと住み続けるものであるなら、
売却を念頭にしたメンテナンスを施しません。
つまり、新築するときは懸命に家づくりに励むけれども、
完成したら、その後のメンテナンスには気を遣わないということ。
そのため、住宅に大きな支障がでてきて初めて、
修理や補修を行うケースがほとんどです。
長い年月、メンテナンスされず、放置された住宅は、
それこそ30年の寿命となってしまうのです。
あなたが我が家をそんな状態にないためにも、
入居後のメンテナンスが非常に大切であることを
忘れないでくださいね。
それではまた。
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