生活スタイルによってキッチンも変わる Part2
こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。
システムキッチンは、住設メーカーから実にさまざまな種類、グレードが出てきます。そして、当然のことながら、キッチンの形状によっては使い勝手も変わってくるもの。
ところで、キッチンには、ダイニングとつながり方によって、「壁づけ式」「対面式」「独立型」の3つに大別できます。
とくに注文住宅のキッチンプランでは、この3つの特徴さえ知っておけば、後々、大きな失敗はありません。
1.まず「壁付式」というのは、キッチンを壁に面して設置し、ダイニングとの境界を無くしたキッチンのこと。
動きやすく配膳もし易いというメリットのほか、掃除機をかけるのも楽!
ただ、調理中はLD(リビング・ダイニング側に背を向けるので、小さな子供のいる家庭では、子供の姿が見えないという心配もあります。
2.次に「対面式」というのは、カウンターをはさんで、LDと対面させたキッチンのこと。
配膳は、カウンターを廻り込むか、カウンター越しに行うことになります。
長い間、奈良でも人気が続いているタイプといえます。
対面式は「一人で料理をするのは寂しい」という人には人気があるだけでなく、キッチンに立った時に、LD側に目が行き届くので、小さな子供のいる家庭向きです。
また家族とコミュニケーションを取りながらも、キッチンの乱雑さを隠せるので、来客の多い家庭には良いかもしれません。
3.さらに「独立型」は、キッチンがLDとは完全に独立させてもの。
煙や臭い、音など、来客やリビングでくつろぐ家族に気兼ねせず、台所作業に集中したいという人に向いています。
独立型は配膳や後片付けの動線が長くなりますが、収納スペースが確保しやすく、キッチンの汚れを見せたくない人、整理整頓が苦手という人には最適です。また、子供に手がかからなくなった家庭にも向いています。
いかがでしたか?
キッチンとLDの位置関係で料理の仕方も変わるものです。
やっぱり、キッチンは見た目よりも、作業性ですね。
それではまた。
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