2017-10-20

分譲地と一般的な宅地では、どちらを選ぶべきか? 

こんにちは、辰川です。

土地を持たない人が、注文住宅で建てる場合、まずは土地探しから始めなければなりません。

土地探しといっても、土地の広さや日当たり、駅までの距離、買い物施設、子供の校区など調べることはたくさんありますよね。

実際、奈良で土地情報を探し始めると、2つの大きな選択肢があるのが分かってきます。

それは一つは分譲地であり、もう一つは一般的な売地です。

どちらを選ぶかによって、その後の家づくりにも関わってくるので、慎重さも必要になります。

では、今回は、分譲地と一般的な売地ではどちらが良いか、についてです。

分譲地とは?

分譲地というのは、もともと区画されていなかった場所を、造成し区画割りした土地のことです。

2~3区画から数十区画までと、その規模はさまざま。

なかには数百区画にもなる「〇〇ニュータウン」などとして、ひとつの街を形成しているところもありますね。

では、分譲地は、一般的な売地と比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。

インフラが整備されているのは?

分譲地は住宅を建てることを前提に販売される土地なので、当然、電気や水道などのインフラがあらかじめ整備されています。

つまり、建物がすぐにでも建てられる状態であることです。

これに対して、一般的な売地では、こうしたインフラが整っていないところも多いため、家を新築する前に、造成工事や古家解体の必要があったりします。

こうした工事費は、土地購入者の費用負担で行わなわなばならず、立地条件によっては工事費が大きく膨らむ可能性もあります。

同世代の家族が集まりやすいのは?

また一般的な宅地の場合、すでにでき上がったコミュニティのなかに入っていくことになるため、人付き合いが苦手だと、なんとなく居心地の悪さを感じるかもしれません。

その点、分譲地の場合は複数の区画をほぼ同時に販売しますから、似たような世代が多くなります。

そして、一から新たなコミュニティーを築くことになります。

ご近所が皆、小さな子供がいますから、共通の話題に事欠かない点でいろいろ好都合なのですが、問題は老後です。

区画の住民が一斉に老化しますから、将来は老人団地のようになってしまいます。

高齢になると建物や庭のメンテナンスも行き届かず、荒れたような家が増えていくため、町並みの雰囲気が沈みがちです。

決まった住宅会社で建てないといけない?

分譲地のデメリットとして、建築条件が付く場合が多いことです。

建築条件付きというのは、あらかじめ決められた施工会社で家を建てることが条件です。

注文で建てたい人にとって、自分たちの希望する家が建てられないという可能性もでてきます。

いかがでしたか?

施工業者は、これまで多くの土地を見てきていれば、この土地にはこんな制限があるとか、この地域は地盤が弱いなど、アドバイスをしてくれます。

ただし、業者によっては土地選びに関わるのを面倒がるケースも見られます。

そのときは、私に連絡してください。

その土地があなたにとって相応しいかどうか、アドバイスします。

もちろん、最終的な判断はあなたにお任せします。

すぐに相談したい場合、メールでも電話でも構いませんので、気軽に連絡してくださいね。

それではまた。

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