2018-02-26

大きい規模の業者が安心とはいえません

こんにちは、辰川です。

住宅会社の規模は、大小さまざま。
家族経営の業者もいれば、全国展開している業者もあります。

そのため、一人で多くの業務をこなす人もいれば、
専門部署の仕事だけを黙々と取り組む人もいます。

あなたなら、どちらのタイプを選びますか?

家づくりに関わる人が増えると、
信頼関係を築くのが難しいだけでなく
責任の所在もあいまいになりがち。

「業者の規模が大きいほど安心」と感じる人もいますが、
大きいだけに分かりにくくなることも多いのです。

そこは、ぜひ理解しておいてください。

というのは、住宅は何十年と暮らすものなので、
引渡し後のほうが施工業者と長い付合いが続くからです。

そこで大事になるのが、信頼関係ですよね。

ふつう業者を選ぶとき、決め手になるのは、
営業マン、価格、性能、理念など、人それぞれです。

しかし、信頼関係を築けない業者を選ぶと、
先々何が起こるかわかりません。

よく聞く話として…

契約までは痒い所に手が届くほどの営業マンだったのに、
「住宅の引き渡しが終わったら顔すら出さなくなった。」

営業マンというのは、新規の契約を取ってくるのが仕事です。

住宅は車などと違い、近い将来に
また購入してくれる可能性はないので、
営業マンは建て終った後のお客さんに
出向くことはまずありません。

多くのハウスメーカーでは、
営業マンを次のお客さんに専念させるため、
アフターは別の部署が担当するのが普通です。

車だったら他の町工場でも修理してくれますが、
ハウスメーカーの住宅はどこの工務店でもできるということではなく、
メーカーの代理店のみの扱いとなってしまいます。

こうした事例はたくさんあります。

ところで、ご近所や同僚との何気ない付き合いにも
信頼関係は大切ですよね。

相手を尊重する気持ちがなかったり、
上っ面だけの付き合いだと
信頼関係を維持することはできません。

ましてや、業者には数千万円もの大金を支払って、
あなたの家づくりを任せるわけです。

ふだん以上に信頼関係を重視したくなるのは
当然ではないでしょうか。

当たり前すぎて忘れがちな信頼関係。
注文住宅においても意識したいものです。

それではまた。

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