2017-07-03

自分で簡単にできる、外壁チェック法

こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

自分の家の外壁を、間近で見たことはありますか?
遠目にはわかりませんが、10年も経った家をそばで見ると、外壁に小さな隙間があったりします。

これを放ったらかしにしていると、傷みが進行し、後々のメンテナンス費用がかさむことになります。

ところで、外壁には塗装が施されています。

塗装には、家をきれいに見せる役割もありますが、最も大切な役割は、家を紫外線や雨水から守ること。

特に奈良の夏場は紫外線がきついですから、外壁の南面や西面にダメージが出やすくなります。

そんな外壁も何らメンテも行わないまま放っておけば、50年はもつ家も、半分ほどの25年位しか住めないこともあります。

しかし外壁のメンテといっても、何だか大そうに思われがち。
もっと気軽にできるチェック方法は一体ないものでしょうか?

勿論、あります。
それは、新築後7、8年過ぎた頃から、セルフチェックしてみること。
業者に頼まなくても、お金を掛けず自分で簡単にできます。

外壁のチェックとは具体的に、外壁の塗装表面の状態、シーリング部分(つなぎ目)の状態、外壁材そのものの状態、この3つを診るのです。

つまり、外壁には「防水」という役割があるので、家の中に雨水を入れない、また雨水を排出する、という機能が備わる必要があります。

家は新築後しばらくの間は、雨水を寄せ付けず、しっかりと水を流してくれますが、紫外線や雨水、空気中のゴミなどが付着してき、外壁の塗膜が劣化していきます。

外壁の塗膜が劣化すると、チョークを粉を吹いた感じになり、雨水が外壁にしみこみ始め、しまいには外壁にヒビが入ります。

小さなヘアークラック程度では、雨水は外壁の内部に侵入しませんが、外壁そのものにヒビが入った場合は内部にも水がどんどん入ってしまい、結果として、構造材の腐食や劣化を引き起こします。

そしえ異常を発見したら、早い目に業者に対応を依頼すること。
早ければ早いほど、費用も安上がりで済みます。

このように考えると、点検をしない、適切なメンテナンスをしないことは、家の寿命を縮める要因になります。

奈良で注文住宅を建てたら、家の周りを一周まわるつもりで、セルフチェックし、家を長持ちさせてくださいね。

それではまた。

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