2017-04-28
初めから100%を考えない
こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。
家を新築する時にかかる費用は、初めのイニシャルコストと、後からのランニングコストがあります。
イニシャルコストとは、家を新築するときにかかる費用です。そして、ランニングコストとは、住み続けていく中でかかる費用。
とくに注文住宅で建てようとするとき、あれもこれもいっぺんに実現させようと考えてしまうものです。そうしたいのは山々でも、予算のほうが許してくれませんよね。
結局、夢のどれかは諦めなければならない。それって、悲しいことです。
では、そうならないために、ほかにどんな方法があるのか?
今回は、その解決策についてです。
最初に答えをいってしまうと、「後回しにできるものは後で行う」ということ。例えば、子供部屋の仕上げについて言えば、子供が幼い間は、壁にクレヨンで落書きするなどして
当たり前のように汚してしまいます。そんなことなら、モデルハウスのように最初から綺麗に仕上げる必要なんてないですね。
下地のままで残しておくのです。これは、納戸のようなスペースも同じ。
そのほか、造り付けの家具も全部、後回しにします。家を支える構造部分は絶対におろそかにできませんが、家具くらいは大工に頼めば、あとでどうにでもなります。
庭の車庫についても同様です。タイヤが通るところだけ煉瓦でも敷いておけば十分。
要するに、住宅は最初から100%の完成を考えなくても構いません。プランを見渡せば、そういう箇所は必ずいくつかありますから、そこは、住みながら完成させていく、というスタンスでよいのです。
いかがでしたか?
これで、少しはイニシャルコストを減らすことができますよね。是非、奈良であなたの夢に近づくための参考にしてくださいね。
次回は、住んでからのコストについて。
それではまた。
関連記事
コメントを残す