2017-04-13
土地選びの勘違い(傾斜地)
こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。
奈良の市街地で、坂の多い所といえば、生駒市から富雄、学園前、あやめ池までの近鉄奈良線沿線が有名ではないでしょうか。
特に、このあたりは、人口も密集しているため、住宅地のなかには傾斜をを含んだ区画がたくさんあります。
傾斜地の特徴としては、敷地全体を利用できないことです。そのままでは家を建築できず、また建てられたとしても、狭く限られたスペースになります。
よって傾斜面の度合いにもよりますが、平地に比べ、土地価格もずいぶんと安くなります。
傾斜地にはメリットもあります。何といっても、眺望の良さと、割安感です。
傾斜面を上手く生かして、注文住宅で建てれば平地に建てるよりもずっと、独創的な家が割安で実現することでしょう。
一方で傾斜地を選ぶ場合の注意点もあります。
そのままの状態で家を建築できるだケースは少ないので、傾斜面を造成には費用がかさみます。
また、盛り土にした場所はどうしても軟弱地盤になり、そこに家を建てるには、地盤改良工事が必要です。
傾斜地は、住宅地全体の区画でみると、もっとも縁に位置するようです。だからこそ、土地が不整形になりますが、敷地としては広くて余裕があり、日照や眺望の良さを満喫できる立地あることが多いです。
狭い平地に一杯に建てるよりは、格安でゆったり建てたいという人には、傾斜地は検討する価値はありそうです。
それではまた。
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