2017-07-09

趣味の空間はありますか?

こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

2015年の日本人の平均寿命は男性が80歳 、女性が87歳でした。
そして、会社勤めの方の定年は60~65歳。

ということは、定年後の20年間を自宅で過ごすことになります。

男性の約半数は、定年後には、自分一人の時間を大切にしたいと考えており、また、女性の約7割も同意見だそうです。

そのためには、書斎や趣味の部屋が必要ですが、多くの人は家を建てるとき、そこまで余裕がありません。

では、定年後の男性は、家の中でどう過ごせばよいのか。

そこでおすすめしたいのが、子ども部屋の再活用です。

大抵の家庭は、家の中の一番良い場所に子供部屋をつくります。
しかし、子供が独立して家を出ると、そこは日当たりの良い物置スペースか、子どもが帰省したときのために手つかずで残ります。

これって、非常にもったいない使い方ですよね。

家の一番良い場所を子供部屋にするのは仕方ないとしても、せめて、このスペースを将来の自分の趣味室としてとらえてみましょう。

そう考えると、窓や収納の大きさや位置も意識しなければなりません。
将来、音楽を楽しみたいなら、防音対策も必要ですね。
こうしておけば、後々、リフォーム費用を減らせます。

何の趣味も持てないという方は、奥さんから煙たがられます。
我が家に居場所のない男性は、何とも悲しいものです。

一人で過ごせる時間は、自分に向き合える大切な時間です。
たとえ、子供部屋が趣味の部屋にならなくても、ここに一人でいると何となく心地いい、というだけでも十分です。

これから数十年と暮らす我が家です。
注文住宅では、数十年先を考えた空間にしないと勿体ないですよ。

それではまた。

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