2018-11-01

流行りに惑わされない家づくりがよい

こんにちは、ベルジュホームの辰川です。

ファッションに流行があるように、
家づくりの世界でも「流行り廃り(はやりすたり)」があります。

ただ、衣服であれば、流行り廃りに合わせて買い替えることもできますが、
住宅は高い買い物だけに、そうはいきませんね。

流行りの欠点

流行りの最大の欠点といえば、さして必要でもないのに
ついつい取り入れようとしてしまうこと。

そして、ある程度の期間が過ぎると、飽きてしまいます。

例えば、「吹き抜け」がそうでした。
一時、住宅に吹き抜けが流行したことがあります。

しかし、住み始めてみると
「吹き抜けよりも、収納スペースにすればよかった」
「1階での話し声が2階に丸聞こえ」

といって、後悔した人もいました。

これとは反対に、
「家族とコミュニケーションをとるために、どうしても吹き抜けをつくりたい」
という理由で、吹き抜けをつくった人には、後悔しません。

子供部屋も流行りだった

私が子どもの頃は、自分だけの部屋を持つ子は少数派。

しかし今は、自分の部屋をもたない子のほうが珍しいくらい・・・

だから、一戸建てなのに、子供部屋の無かったら、
友達から「なぜ、○○ちゃんの部屋がないの?」と聞かれるほどです。

ところが最近、家族との関わりを大切にしたいという理由で
敢えて子供部屋はつくらないという人が増えてきました。

代わりに、リビングのなかに子供の為のスペースを設けて、
勉強したり遊んだりできるようにしています。

家族に合わせて工夫する

よくよく考えてみると、住宅で流行を追うのは
「どの家にもあるから」といった、あいまいな理由が多いですよね。

ふつうなら、注文住宅だから「自分なりの個性を出したい」と考えがち。
でも、流行を追い求めるのではなく、シンプルな家づくりをしてみることです。

できることなら、家族の成長とともに、手を加えて行くのがベター。

いかがでしたか?

10年後、20年後も「その家に飽きることなく住み続けられるのか」
という観点で、家づくりをすすめてくださいね。

それではまた。

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