2017-03-28
子供部屋はこうして作る(一番変化する場所)
こんにちは、辰川です。
古いお宅にお邪魔すると、2階の子供部屋が、納戸がわりになっている光景をよく目にします。
子供の数だけ部屋があれば、その分、使われない部屋が増えるということです。ただ、20年~30年経って、他の用途に使えない部屋があるのはもったいないですよね。
家を注文住宅で建てるとき、もう少し考えておけば、こんなことも防げたかもしれません。
そこで、あなたに質問です。
「あなたは何歳で子供部屋をもらって、そして何歳で家を出て行きましたか?」
ある人は大学進学がきっかけだったり、またある人は就職や結婚だったり、本当に人それぞれですが、はっきり言えるのは、子供部屋は一番変化が大きい部屋だということです。
同じ家の中でも、リビングやダイニング、キッチン、客間にはそんな変化は起きません。
幼児期に個室は必要ありませんし、小学生であれば寝るだけで十分ですね。しかし、中学校や高校になると、自分だけの時間が空間が欲しくなりますし、大学に進んだり就職すると、趣味の物も増えてきます。
そして、子供が独立してしまえば、不要になるのが子供部屋。
そう考えると、子供部屋は固定的に考えるのではなく、柔軟に変化させる場所、と考えたほうがよさそうです。
子供部屋の話は、次回に続きます。
それではまた。
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