2018-03-20

比較するだけムダな「坪単価」 Part2


こんにちは、辰川です。

前回は、一から建てる注文住宅の場合では、
広告でいう坪単価と、実際の坪単価は違うという話をしました。

ですから、注文住宅の費用を知るには、
「坪単価」ではなく「総額」で判断することが
基本中の基本。

坪単価はあくまでも「目安」にすぎません。

それよりも興味を持ってほしいのが、「広告宣伝費」です。

現在、大手ハウスメーカーでは1棟当たり150万円の広告宣伝費が
かけられていると聞きます。

でも、業者の見積もりの中には「広告宣伝費」の項目はありません。

さらにモデルハウスを持つ業者の場合も相当な経費がかかります。

例えば展示場に出展する業者だと土地代だけで月に数百万円、
モデルハウス建設に5千万円とかかかります。

それにモデルハウスを建てたら、
常駐スタッフも置かねばなりませんから、
そのための人件費も毎月かかりますね。

また集客のために何某かのフランチャイズに加盟すると、
年に何百万円もの加盟料が必要です。

このように多くのお客様を集めようとするほど、
その規模に応じた宣伝広告費が必要になるのです。

こうしたテレビCMや折り込みチラシの宣伝費用、
モデルハウスの建設・維持費はすべて、
施主から得た利益の中から捻出されています。

仮に2,000万円の家を新築するとしたら、
業者の利益率が20%であれば、1,600万円以内の家づくりを提案します。
利益率が40%だと、1,200万円以内の提案です。

ちなみに、一般的なハウスメーカーの利益率は40%前後といわれます。
中には50%を超えるところもあるとか。

ところで、彼らが宣伝に多額の費用を掛けるのはなぜでしょうか?

それは、会社名の露出を増やすことで、「大手だから安心」
「よく目にする会社だから安心」という印象を与えるためです。

一方、地元の工務店は、大手のように広告宣伝をする必要がありません。
スタッフの人数が少ないので、一気にお客さんが来ても対応できません。

また、ブランド名ではなく能力で集客するので、
お客さんに判断してもらう、というスタンスです。

ところで、テレビCMやチラシで「坪単価20万円台とか、30万円台」と
アピールしている業者は、1坪にどれだけの品質の材料を使えるのでしょうか。

一方、広告宣伝に費用をかけない業者は、
同じ単価でどんな材料を使えるのか。

そんな視点でみると、
「坪単価」には大した意味がないことがわかるでしょう。

どうしても比べたいなら、
坪単価と一緒に内容も比べるべきでしょうね。

それではまた。

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