2017-04-11

土地選びの勘違い(狭小地)

こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

駅前や住宅密集地に行くと、狭い土地をちらほら目にします。
一体こんな狭い場所に、どうやって人が暮らせるだけの家が建つのか?
そんな疑問も湧いてきます。

でも、予算が厳しいなかで、便利な場所に家を新築したいのなら、狭小地も狙い目といえます。

実際、奈良でも探してみれば、便利な立地に、狭いながらも売りに出ている土地があります。

さて狭小地に家を建てるコツとしては、まず居住空間を上手く増やすことです。あとは、周囲の視線が気にならないような工夫があれば、ほぼ大丈夫。

例えば、屋根に開けるトップライトや、壁の高い位置につけるサイドライトは、外部からの視線を遮りつつ、明かりを取り入れることができるので、有用ですね。

2階リビングも人気があります。

ふつうキッチンといえば、一階にあるものですが、敢えて、日照や眺望のよい2階にリビングを設けてみるのです。ついでに窓も大きく開放します。

それから、家の中をなるべく仕切らないこと。
廊下もなるべく作らず、階段も独立させず、部屋の中にとりこんで、家全体がオープンなワンルームになるようにするのがコツ。

間仕切りにはガラスや、乳白色のポリカーボネイトを用いれば、光を通してくれるので、家の中が明るく開放感を出せます。

狭小地に注文住宅を建てることは、一般的な敷地に建てることに比べ、多少はコスト高になります。しかし、注文住宅でこのように凝った家を建てても、土地が狭い分、予算内で十分収まってくれます。

下手な新築マンションに暮らすより、はるかに面白い空間を手に入れることができます。

次回は、旗状地について。

それではまた。

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