2017-06-05

屋根はこうして選ぶ


こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

屋根の形や素材によって、住宅の印象もずいぶん変わるもの。
それだけに、新築や建て替えする際は「どんな屋根の形や素材が良いのだろうか?」と悩んだりすることに・・・

ただし普段の生活で、意識して屋根を見上げることなんてありませんから、結局はデザイン優先で選んでみたり、あるいは住宅メーカーが勧めるものを選んでしまったりするのです。

しかし屋根は、冬場の冷たい雨風、夏の強烈な日差しなどから、私たち家族を守ってくれる有難い存在。

それだけに、屋根の選び方をおろそかにしてしまうと、十年後、二十年後には後悔するハメになったりするわけです。

そこで今回は、屋根を選ぶ時のポイントについて。

折角、注文住宅を建てるのだから「屋根の形状を凝ったものすれば、きっとお洒落になるだろう」と考える方は多いのではないでしょうか。

しかし屋根というのは、複雑な形状にすればするほど、強度と防水性が落ちていくものなのです。また、屋根を急勾配にすると、工事費が急上昇する原因にもなります。

ところで、昔も今も、一番選ばれている屋根形状は「切妻(きりづま)」といわれるもの。

その単純な形状は、雨仕舞(あまじまい)がし易く、コスト面でも大変に有利。しかも 和風・洋風どちらにもよく似合います。

注文住宅の屋根

ただ最近は、若い世代を中心にモダンな印象を与える「方流れ」や、「ルーフバルコニー」が流行しています。

しかし、片流れは風圧をまともに受けるので、風に強い地域は要注意ですし、またルーフバルコニー(陸屋根)は勾配がほとんどないため、雨の滞留時間が長く、最も雨漏りしやすい屋根形状といえます。

ところで、屋根の材質については、建物の構造は勿論のこと、建設地の気候にも十分配慮したうえで選ぶことが大切です。

例えば、奈良は一年を通じて、そこそこ降雨量の多い県なので、雨水が建物内部へ侵入を防ぐ「雨仕舞(あまじまい)」の良し悪しが一番のポイント。
これと同時に、耐震性やデザイン性、コスト面を併せて、検討していけばよいのです。

ところで、日本家屋の屋根と言えば、「瓦」屋根のイメージではないでしょうか。

和瓦などは耐久性こそ優れていますが、その重量による耐震性の悪さ、雨仕舞の難しさから敬遠さえつつあります。

それだけに、瓦屋根を採用する際はできるだけ、雨仕舞のよい屋根形状にすることが大切です。

次に、石綿やコンクリート系素材を使った、「スレート」も人気があります。

スレートは瓦に比べ、軽量なために耐震性でまさっており、色やデザインも豊富。しかも低コストなため、数多くの住宅ビルダーがこぞって採用しています。

その反面、20年も経てば塗膜がはがれ、色褪せが発生しやすくなります。
それがコケやカビの原因となって、寿命が短くなります。

長持ちさせるには再塗装するしかありませんが、それには足場を組む必要があり、費用も馬鹿になりません。

そのほか、瓦やスレートの問題点をクリアするのが、ガルバリウム鋼板に代表される「金属系の屋根材」です。

ただし、断熱性や遮音性に注意が必要なので、ぜひ経験のあるビルダーに対策してもらうことをおすすめします。

いかがでしたか?

家の屋根はデザインも大切ですが、機能が伴わなければ単なるお金の無駄使い。また、奈良の気候風土も材質選びのポイントになりますから、正しく選択すれば、メンテナンス面でも安上がりになります。

これから奈良で注文住宅を検討されるのなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それではまた。

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