2017-09-15

風通しの良い家をつくるには


こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

夏場に外を歩いていて、直射日光がキツイとき、どことなく風が吹いてきたら、ホッとすることがあります。

 

新築住宅を注文で建てるときにも、最も重要視されるのが、日当たりではないでしょうか。

薄暗い部屋より、明るい部屋が好まれるのは当然のこと。

 

次に重要視されるのが、風通しの良いことです。

風通しがよいと、蒸し暑い日でも不快感を感じませんし、

家の中を空気が行き交うことで、不快なカビの発生も防げます。

 

では、風通しの良くするためにはどうすればよいのか・・

単に窓を増やばよいのでしょうか?

 

家自体の配置、窓の付ける位置、窓の大きさなどを考慮せず、

単に窓を増やしただけの設計では、風通しはよくなりません。

 

ところで、地域、季節によって吹く風は違うものです。

たとえば、太平洋岸に近い地域であれば、海からの南風が吹くことが多いです。

奈良県においても、生駒山や葛城山などの近くでは、山から吹き下ろす西風が強くなります。

 

また同じ地域でも、季節によって風の向きが変わります。

夏場は南風や東風が吹き、冬場は西風や北風が吹くような地域もまた多いです。

 

 

ところが、多くの人は、夏場できるだけ外気を取り込んで、

冬場は外気をシャットアウトしたいと考えます。

 

だからこそ、その地域の風向きを考えながら、窓を配置する必要があるのです。

しかし、風向きさえ考慮すればよいのかといえば、まだ不十分です。

 

家の風通しは、周囲の建物の影響を受ける

なぜなら、建設予定地の周囲の状況によっても、風通しは大きく影響を受けるからです。

 

野原の一軒家ならともかく、奈良の住宅地は周囲に家が建ち並んでいます。

だから、風は家と家の間を縫って通り抜けていきます。

 

従って、家の風通しをよくするには、

「風向き+家の周囲の環境」を考える必要があるのです。

 

例えば、一般的な窓として「引き違い窓」がありますよね。

しかし、この引き違い窓は、隣家が接近していると、真正面から風が吹いてきませんから、

ほとんど風を取り入れることはできません。

 

そこで、効果的なのが「縦すべり窓」です。

縦すべり窓を設けると、正面からの風だけでなく、横方向からの風も取り込むことが可能。

 

勿論、引き違い窓がベストな場所もありますから、同じ家の中であっても、

機能の違う窓を適材適所に、使い分けたほうがよいのです。

 

風の入り口があれば、出口も必要である

さらに窓の配置も重要となります。

一旦入った風は、出口を設けてあげないと、風がうまく抜けません。

ですから、部屋単位だけでなく、家全体で風の流れをつくり出すようにします。

 

このように考えると、風通しを深えずに設けた窓が

いかに無駄であるかがわかります。

 

いかがでしたか?

日々暮らす住まいは、全室空調を必要とするビルではありません。

天気のよい日に窓を開けたら、気持ちよく風が抜ける。

そんな居心地よい住まいをつくっていきたいものですね。

 

それではまた。

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