2017-04-19

良い子に育つ間取り(リビング編)

こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

前回は、子供とのコミュニケーションを考えた、キッチンとお風呂の話でした。今回は、リビングについてです。

家の中で、家族のいこいの場として使われることの多いのがリビングではないでしょうか。

子供が学校から帰宅した時に、家族と顔を合わさず、自室に入るような間取りは、子供の孤立化を深めるケースもあります。

ですから、リビングは見た目の豪華さよりも、家族全員が自然に集まり、心からくつろげる空間にすることが大切なんですよね。

それには、子供とコミュニケーションを取れやすくする、仕掛けも考えることです。

リビングイン階段

リビング内に階段があると、自分の部屋に行くときに、自然と親と顔を合わせますから、会話の機会が作れます。

それが無理な場合でも、リビングのドアをガラス入りにして、玄関や階段の気配がわかるものにするだけで、だいぶ変わるのではないでしょうか。

リビング上方に吹き抜け

家族が顔を合わせ易くするといっても、いつも一緒に過ごすわけではありませんね。子供にも大切にしたい時間帯がありますから。

そんな時間帯でも、リビングの吹き抜けを通じ、1階にいる親がちょっと声を掛けたり、親の気配を感じられたりできると、子供も安心感が得られます。

そのほか、家族が集まるリビングには、

・ウッドデッキなどリビングと一体となる楽しい空間はあるか

・大きなダイニング・テーブルを置ける空間はあるか

などもポイントといえます。

いかがでしたか?

リビングにも親子が自然と会話できる工夫は必要です。あなたがリビングを考えるとき、ぜひ参考にしてくださいね。

次回は、フリースペースについて。

それではまた。

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