ハウスメーカーと工務店、一番の違いとは?
こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。
住宅会社を大きく分けると、大手住宅メーカーと工務店の2つになります。
両者の知名度を比べれると、これはもう、圧倒的に大手住宅メーカーに軍配があがりますね。
とにかく、CM広告や、住宅展示場など販売促進にかける費用が半端ではありませんから。
それに比べ、地域の工務店の名前を訊いても、何のイメージも浮かんできません。
むしろカタログや展示場がないので、どのような家が建つのかイメージしにくいということはありますね。
ところで、これほどまでに知名度に大きな差がある、ハウスメーカーと工務店ですが、それぞれが建てる住宅にも大きな違いがあります。
それを端的にいうと、大手ハウスメーカーは家を売るのが仕事とし、工務店は家をつくるのが仕事としているということ。
つまり、ハウスメーカーは全国展開するためにも、住宅を規格化する必要があり、家=商品として販売しているのです。
これとは反対に、工務店は、例外的にローコストの規格住宅は別として、間取りや設備機器を建て主と決めていく形をとっています。
その証拠に、工期については圧倒的にハウスメーカーのほうが早くなっています。
一方、工務店は工期はかかりますが、建て主の要望が通りやすいという点では融通がききます。
ですから、打ち合わせなどを面倒に感じたり、急いで建てたい場合には、スメーカーの家に向いている人とは人は早く完成引渡しを受けたい人となります。
これとは反対に、建て主が家づくりに参加できるのが、工務店ということになります。
ですから、家にこだわりがある人や、家づくりの過程を楽しみたい人は、工務店に依頼するのがよいのです。
ところで、工務店によって重視するポイントが違います。
これを料理に置き換えると分かりやすいです。
和食や中華料理、フランス料理・・・人にはそれぞれ好みがあります。
たまには別の料理もいいですが、やはり心とお腹を満たすのは、一番大好きな料理ですね。
そこで大切なのは、あなたが家づくりにおいて重視するポイントは何かということ。
それがはっきりしたら、同じ思いを抱く業者を探してみましょう。
見つけるまで、複数の業者を訪ねることになるかもしれませんが、その労力はきっとあなたの家づくりに役立ちます。
もしそんな暇が無いなら、ぜひ私に連絡をくださいね。
では、また。
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