良い間取りは生活スタイルに合わせるのがコツ Part2
こんにちは、辰川です。
前回、プランづくりでは、3LDKとか4LDKといった先入観を捨て、ゼロからイメージして考えてみようという話をしました。
ところで、注文住宅を土地探しから始める人は、敷地の条件を重視しがちですよね。
でも土地探しを始めるとまもなく、自分の理想とする土地はなかなか無いことに軽いショックを受けるはず。
にもかかわらず、いつかは理想の土地が出てものと探し続け、土地探しに何年も費やしている人は多いです。
その間、家づくりを諦める人もでてきます。これはこれで困ったこと。
そこで打開策を考えてみましょう。
敷地条件にあまりに囚われないほうがよい
まず、敷地の条件にとらわれないことが大切です。
極端にいえば、敷地は2の次くらいで構いません。
気に入ったエリアではあるが資金面を考えると、敷地が変形地であったり、接道状況がよくないというケースはよくあること。
でも、見つけた土地にいくつかの欠点があっても大丈夫。
優れた業者、設計士であれば、欠点を補うだけのプランを考えてくれます。
むしろ施主がやるべきことは、自分がこれから建る家で「どんな暮らしをしたいか」を考えてください。
そこさえ整理ができたら、あとは敷地条件に照らして、家づくりのプロと一緒にプランニングに取り組んでいけばよいだけです。
生活変化に対応できるプランにする
間取りについては、もう一つ大事なことがあります。
それは、家族の生活の変化に柔軟に対応できる家にすることです。
なぜなら、生活の変化は、家の寿命よりも短いサイクルでやってくるからです。
例えば、子供が自立したので部屋が空いたとか、高齢の親と同居するので新たに部屋が必要になった、という時が必ずやってきます。
そんな時に備えて、将来は部屋を分割できるようにしたり、子供の自立後は夫婦の趣味のスペースに変えるなど、将来の予測をたてた間取りにしてください。
それさえ意識できたら、将来改築する場合でも大掛かりな工事をしないで済むので、大きな出費もありません。
また、家の空間を100%使いこなした家であれば、将来、使わない部屋が増えることもありませんね。
いかがでしたか?
理想の土地が出るまで何年も待ち続けるよりも、予算で買える土地の短所はプロの知恵でカバーできることを是非思い出してくださいね。
それではまた。
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