新築ブルーはこうして防ぐ
こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。
新築を建築中の方や、入居してまもない方で、何だか気分が乗らない、落ち込んでしまう人がいます。
マリッジブルー、マタニティブルーという言葉は幸せなはずなのに、言いようのない不安感やイライラに襲われること。
同じように、家づくりでも「ブルー」になる人がいます。
たとえば、コスト重視で安価な土地を買ったために、あとになって狭くても利便性のよい土地を選べばよかったと悔やんでしまう。
自分は本当は和風が好みであったのに、ご主人がシンプルモダンなデザインを選んだので我が家をみるたびに、気分が落ち込む。
このように建築中や入居後に、新築の家が原因でうつ状態になることを、「新築ブルー」といいます。
せっかく大金を払って建てた家で、うつ状態になってしまったら悲しいですね。
また、新築ブルーは、女性が男性より、新築ブルーを2倍発症しやすく、回復には家族の理解が欠かせません。
新築ブルーを防ぐ方法は、少しでも疑問に感じたらすぐに相手に自分の意見を言うこと。
自分が納得の上で諦めるのと、何も口に出さずに終わってしまうのとでは、後々の気持ちにありように大きな差があります。
もし、家づくりの最中に「もう打ち合わせなんて嫌!」「家なんていらない」と訴える家族がいたら、一旦は打ち合わせをやめ、心のケアをしてあげて下さい。
また、子どもが「よそに引っ越したら、友達がいなくなる」と訴えてきたら、きちんと聞いてあげ共感することも必要。
同じ土地での建て替えなら問題になりませんが、よその土地で建てる場合、「知り合いゼロ」からのスタートになります。
実際そこに暮らし始めると、新たな交流が始まるのですが、それまでは、不安な気持ちを互いに話すことで、家族の結束も固まります。
まして注文住宅の家づくりは大仕事なので、ストレスがあって当然。そんなときこそ、家族への接し方を知っていれば、互いに家づくりが楽しめますよ。
それではまた。
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