子供部屋の作り方(一番変化する場所?)
こんにちは、奈良の注文住宅を手掛ける辰川です。
ふつう家を建てるとき、子供部屋が将来どうなるか?なんて、あまり考えることもありませんよね。
でも、20年後、30年たった家のなかを見渡すと、子供部屋がいつのまにか、物置部屋に変わっていた。
そんなことは多いのではありませんか?
私の実家も、私と妹が使っていた2つの部屋は、20年も経った今では、ほかに使う用途もない部屋に変わりました。
でも、ほかの台所や和室などほかの部屋はそういったことはありません。
家を建てる前に、子供部屋のこんな光景をわかっていたら、もっと違った間取りにもなったのでは?と、帰省するたびに思います。
そこで、今回から、子供部屋についての話をしましょう。
まず、あなたに質問です。
あなたは何歳で子供部屋を与えられ、そして何歳で実家から出ましたか?
私の場合、就職がきっかけでしたが、大学進学や、結婚がきっかけだった人もいますよね。
実をいえば、子供部屋ほど役割が変化する場所もありません。
同じ家の中でも、リビングや食堂、キッチン、客間などは、何年経とうが、用途に変化はありません。
しかし、子供部屋だけはそうではないのです。
ならば、最初からガッチリ、子供部屋をつくる必要があるのだろうか?と疑問も湧いてきます。
ところで、子供たちの多くは、リビング・テーブルの上や、テレビの前で宿題をしていることが多くないですか?
これは、子供は幼い間は、親と距離感があると不安な気持ちになるからだそうです。
このように考えると、幼児期に子供が必要なのか疑問ですし、小学生であれば寝るだけ充分なのかもしれませんね。
ただ、中学にあがると家族と一緒にいるよりも、自分だけの空間が欲しがるようになります。
そのころになると、部活や趣味の物も増えるので、間仕切り収納などで、部屋を仕切ってもよい頃です。
いずれにしても、家の中で、子供が元気にのびのび育っていける部屋にすることが何より大切といえます。
次回は、子供部屋の広さについてです。
それではまた。
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