2017-04-26

日本家屋の知恵を生かす(縁側)

こんにちは、奈良の注文住宅アドバイザーの辰川です。

縁側は、土間と同じように、日本独自の空間といわれています。 そこで今回は、「縁側」についてお話します。

縁側というのは、家の中にありながら、外にも開かれた空間といえます。

ご近所の顔馴染みや、出入りの業者さんとちょっと話をしたい時など、玄関先で立ち話もどうかと思うし、そうかといって、室内に上がってもらうには大そうに思うときがありますね。そんなとき、縁側があれば非常に重宝します。

前回の土間にせよ、今回の縁側にせよ、注文住宅において間取りプランを単に3LDKとか、4LDKといった部屋の組み合わせで考えてしまうと生まれてこない空間です。

たとえ昔の家のように、和室の横に縁側をつくらなくても、例えば、LDKと繋がった「ウッドデッキ」を設ければ、じゅうぶんに縁側の代用となってくれます。

縁側やウッドデッキでは、軒の有る無しの違いはありますが、家族で日向ぼっこをしたり、一人でのんびり本を読んだりするにももってこいのスペースになります。

子供の友達が集まったり、近所の人が訪ねてきて賑わったりするのも楽しいではありませんか。

いかがでしたか?

家族が生き生きと暮らせる縁側やウッドデッキを取り入れた住まい。是非、あなたの注文住宅づくりのヒントにしてくださいね。

次回は和室についてです

それではまた。

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